今回は土地のお話。マニアックだが、擁壁について。
1. 擁壁とはなにか
注文住宅を建築する土地を買う場合、一般的に思い浮かぶのは平地の土地。

でも、実際には石積みの擁壁で成り立っている土地など、様々な土地が売りに出されている。

つまり、家を建てる土地の荷重・土砂を受け止めるものが擁壁ということであり、平地ではないところでは擁壁がよくあるということ。
他、擁壁に関する基本的な知識は以下の記事やYouTube動画で。
【ホームズ】擁壁のある家を建て替える場合は工事が必要? かかる費用や注意点について解説
2. 擁壁のある土地は、想定外の費用がかかることもあるから率先しておすすめはしない
このような擁壁がある土地の場合、そこに建物を新たに建てる場合には、擁壁の作り直しや擁壁の内側に補強を入れる必要が出てくる可能性がある。(擁壁側のギリギリに建てる場合など)
そうなると、通常の家の建築費用に加えて、擁壁の分の費用も追加でかかってくるため、下手すると追加で500万や1000万単位で費用が発生することになり、思わぬ出費となる可能性も。
したがって、"見晴らしのいい土地が安く手に入りそうだから先に買っちゃった!" -> "擁壁関連の費用で予算オーバーになってしまった!" となりかねない。
でも、"注文住宅を建てるぞ!"ってなるときって、そこまで目線を入れられないこともしばしば。
そのような事態を防ぐためにも、先走って土地を買うのではなく、懇意にしているハウスメーカーや設計事務所・工務店に相談を入れつつ("この土地で大きな困難なく建てられそうか?"などの質問を土地を買う前にしておく)、問題のない土地であることを確信して買うのが良い。
言い換えると、土地探しより微妙に先行して、自分たちの希望を叶えてくれそうな第一希望・第二希望ぐらいのハウスメーカー・建築設計事務所・工務店を探し出しておく必要があるということです。
良い土地は、出たらすぐに買い付けが入って、すぐ売れてしまうこともよくある。だからこそ、土地が出たタイミングですぐに意思決定して購入までの判断ができる準備を整えておく必要があるということですね。
順番としては、いい土地が出る -> ハウスメーカーなどに間取り案を書いてもらう/擁壁など土地の不備がないかどうかも見てもらう -> 買い付けを入れる/住宅設計の開始・・・になります。 (もし土地をローンで買う場合には、更に先立って住宅ローンを組むべき銀行などと話をしておく必要がありますね)
思わぬ土地を買わないためにも、土地の良し悪しの見極め力・・・選定眼を養ったあとに出てきた土地とともに住宅建築を始めるのがいいよというお話でした。
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