初めてハワイに旅行に行ってきました。
以下、旅行に行くきっかけとか、感想とか。
1. ハワイに行くことになった最初のきっかけ
きっかけは約8か月前。
大阪から別府温泉に行く道中で、伊丹空港の保安検査場を抜けたあとの場所でキャッチセールスに出会ってしまったこと。
「無料でハワイに行けるキャンペーン実施してまーす!」
無料っておかしいやろ、怪しいな・・・と思いつつも、別府行きのフライトまで時間があるので話だけ聞いてみることに。
セールスの流れ・内容は大体以下の通り。
そう、これはタイムシェア(リゾート物件の不動産所有権・利用権)のキャッチだったのである。
キャッチセールスの主はヒルトングランドバケーションズ。
「一定費用払えば、庶民でも安くいつでもハワイに行ける夢のサービスなんです!」とのこと。(大体こんな感じのセールス)
伊丹空港の保安検査場を抜けた後、全員が通るような一等地に固定でブースを構えていたので、ヒルトングランドバケーションズは結構な宣伝費を使っているのだろう・・・と思いつつ話を聞いていた。
適当にあしらおうと思いつつ話を進めていくとこんな提案を。
「今年中にハワイに行くことを今決断いただけるのであれば、無料でハワイの宿泊券をプレゼントすることを確約できます!ただし、後日別の場所で販売説明会への参加が条件で!」
ハワイに行ったことがなかった庶民であり、行ってみたかったので、航空券をその場でチェックして十分いける価格帯であることを確認し、その提案を受け入れることに。(後に、我が家は航空券だけでなく普通に宿泊費も払ってハワイに行くことになっているので、そもそも旅費の見積もりの前提が崩れている・・・)
2. タイムシェアの販売説明会を受け、タイムシェアは購入しなかったがタイムシェアに泊まる権利を購入
別府温泉旅行から戻り、2週間ほど経過したあと、大阪市内の大きなビルで販売説明会に参加。
「タイムシェアのある人生ってこんなにええねんで!お金持ちじゃなくて庶民でもいけるんやで〜!所有権やから代々受け継ぐこともできるんやで!」と・・・。
話をきくと、タイムシェアの仕組みとしてはこう。
- タイムシェアの物件そのものの費用を払う。部屋のサイズや年間の利用可能な期間にもよるが、大体3万ドル〜というところ?
- タイムシェアを買ったからといって、年中365日使えるわけではない。1年のうち一週間だけ使える権利に過ぎない。一つの物件を一週間ごとのスパンで権利にしているからタイムシェア・・・。
- タイムシェアの年間管理費用を払う。これも物件によるのだろうが、毎年2000ドル近く?
- 購入した物件だけではなく、負担している費用に応じた宿泊の権利は他の世界中の物件でも使える。
つまり、初期費用(ローン or 一括)を払い、かつ、毎年の管理費用を払えば、世界中のヒルトンのタイムシェアの物件を利用できる、というもの。
要点としては、普通にリゾートに別荘を買うと数億円〜数十億円するところを、最初に数百万から数千万円払うだけ(?)で、あとは毎年約30万円(1ドル150円換算)の管理費用を払えば旅行に割安でいけるで〜、というセールス。
ハワイのホテル、一室一泊約350〜400ドル程度なので、6泊すれば2100〜2400ドル、つまり31.5万円〜36万円はかかるところ割安でいける!なぜならコンドミニアムだから自炊もできて選択もできるからお得!という仕組みらしいが、今この文章を書きながら思ったのは別にそこまでお得感はないな・・・。
ハワイに行ったこともないのにハワイの物件利用権を即決できるわけもなく、一旦帰りま〜すとなるところ、
「実は今だけ、タイムシェアの体験として約1週間分の宿泊体験をできる権利を1695ドル(約25万円)で販売しておりまして・・・。無料宿泊のところは海から遠いので、こちらいかがか。」 という最後のダメ押しのセールスが来て、妻がルンルンで気に入ったこともあり、あれよあれよという間に決済していた・・・。
という流れで、宿泊券を無料でもらう代わりに、まんまと「ハワイのタイムシェア物件にお試しで1週間だけ泊まる権利」を約25万円で買わされた買ったのでした。(ただし、現地でも販売説明会に参加することが条件)
なお、泊まることにしたコンドミニアム「グランドワイキキアン」の2ベッドルームオーシャンビュールームを楽天トラベルで見てみたら、一泊954ドルなので、5泊で4770ドル。こう考えると買うことになったお試し宿泊権利だけに限って言えば割安だったのかもしれない・・・
3. 旅行の準備
3-1. 航空券の予約
これはANAで、クラスはエコノミークラスで半年前に予約。ビジネスやファーストは夢のまた夢・・・
3-2. 現地でのメインの決済手段の用意: Revolut
事前にRevolut に日本円をチャージし、少し円高に振れた頃を見計らってドルに転換しておいた。
これのいいところは、普通のクレジットカードだと海外決済手数料が2%〜かかるところ、それがRevolutで決済すればかからないというもの。
また、一定額までは現地のATMで現地通貨をあらかじめチャージした分だけ引き出せるので、現地通貨が不足した場合にも有用。
他にも、アプリの設定画面でリアルでの決済しかできない設定ができるところが気に入っており、お店の裏側にカードを持っていってスキミングされたりカード番号を控えられたりした際に際限なく使われてしまう危険性があるので、リスクオフのために利用。
下記画面で「オンライン取引」をOFFにすればよい。
3-3. 現地でのサブの決済手段の用意: Sony Bank Wallet
Revolutの日本版カードのようなもの。
Revolutを万が一紛失したりした場合に備えて用意。
こちらにも、あらかじめ入金してドルを用意しておいた。
3-4. 現地用財布の用意
無印良品で、上記カード類と米ドル紙幣が入る財布を調達。
↓のチェーン付きカードケースがぴったりだった。
3-5. 現地用SIMの確認
ahamoを利用中だが、国内同様に20GBまではデータ通信使い放題だったのでそれでいくことに。
念の為、バックアップ手段としてairaloというeSIMアプリを入れておいた。(だが、結局ahamoで事足りたので使わなかった。)
3-6. 海外旅行保険の契約
海外旅行保険の検討にあたっては、「現地での治療費用が無制限」となるものを選定の軸で選んだ。 (意外と、上限2000万円まで・・・とかが多かった。)
今回は、治療費無制限 & キャッシュレス受診ができるジェイアイ傷害火災保険の「たびほPRIME」を選択。
3-7. 現地でのライドシェアアプリの用意
現地到着後の空港-ワイキキの移動用にライドシェアアプリを用意 & セットアップ。
apps.apple.com apps.apple.com呼ぶタイミングで両者で金額を比較検討のうえ呼んでいた。 (なお、空港-ワイキキの価格はいつもLyftのほうが安かったので、Lyftばっかりつかっていた。)
3-8. 現地でのバス移動用アプリの用意
オアフ島のローカルバス「The Bus」の時刻表や乗り場などがわかるアプリ、DaBus2をインストール。
停留所ごとに通過する路線がわかり、そこから路線ごとの時刻表がわかるので、Googleマップと組み合わせてどれくらいのスパンでバスを利用できるのかあらかじめ予習。
apps.apple.com3-9. ワイキキトロリー(ピンクライン)のルートを確認
現地には、ワイキキ中心部とアラモアナセンターを結ぶトロリーバスである、ワイキキトロリー(ピンクライン)が走っている。
これは、JCBカードを見せれば無料で乗れる(2024/09現在。)
どんな停留所があるのかあらかじめ予習。
ほとんどこれに無料で乗って移動していた・・・
3-10. 現地ツアーをKlookで契約
結構な日数があり、初めてのハワイであることもあり、包括的にオアフ島のことを知れるツアーをKlookというオプショナルツアー契約サービスで契約した。
契約したのは以下のプラン。
"オアフ島「東から北へ」周遊ツアー・ダイヤモンドヘッド登頂付き日本語ツアー (ハワイ / Fun Group提供)"
https://www.klook.com/ja/activity/86850-oahuisland-diamondhead-honolulu-hawaii/
日の出前にダイヤモンドヘッドに登り、その後オアフ島を東側から北まで回って帰って来るというプラン。 これは初回のハワイで経験できてよかったなーと思ったもののうちの一つ。
3-11. レストランを予約
OpenTableを使って現地のレストランを予約。現地でもそのアプリを見せながら予約あるよーと受付の人に言うだけでスムーズに入れる。
3-12. ノイズキャンセリングイヤホンを機内持ち込みカバンに用意
飛行機の騒音がうるさいことが予見できたので、手持ちのノイズキャンセリングイヤホンを持っていくことに。
Anker Liberty4 NC。 これはめっちゃよかった。ほとんどエンジン音が聞こえなくなるくらい。
4. 現地での話
4-1. Day1
ホノルルへは、成田空港からA380 "フライングホヌ" で移動。
綺麗な席でした。
機内食も美味しかった。10年ぶりの海外旅行、15年ぶりの機内食かもしれない。
食べ終わったら一眠りするために、Ankerの Liberty4 NCを装着・・・
前のオバちゃん連中が到着まで暗い中ずっと映画を見ていたのでなかなか寝れなかったが、少なくともノイズキャンセリングイヤホンのおかげであまりうるさくはなかったのでギリギリセーフ・・・
そして到着、Lyftで空港からグランドワイキキアンのあるヒルトンハワイアンビレッジまで移動。
Lyftでは"1811 Ala Moana Blvd" を設定すればグランドワイキキアンの受付のあるところまでダイレクトで連れて行ってくれました。(Kahanamoku通りのところね)
到着後Lyftから降りたら、まず荷物だけベルで預かってもらい、その後チェックインを済ます。部屋の準備が終わったら電話してくれるとのことで、電話番号も教えた。 ahamoなら現地でもそのまま電話ができたので楽だった。
ピンクラインに乗ってアラモアナセンターに向かってぶらぶら時間つぶしたあと、15時すぎに部屋に。
日の入りの時刻の部屋から見える景色。綺麗だった。
4-2. Day2
朝はヒルトンのタイムシェアの販売説明会に。
夜は予約していたルースズ・クリスでステーキをいただく。
頼んだ商品のうちの一つ、リブアイステーキのミディアムレアは最高だった
4-3. Day3
朝からワイキキビーチ近くにあるモアナサーフライダーのザ・ベランダに赴いて朝ご飯。予約なしだったがいい席で人生最高の朝ご飯にいただけた。
この後、カラカウア通りを歩いていたら「そこの君止まって、違反だよ。笑顔が少ない・ヒゲもある。ところでホームレス支援をしているんだけど名前書いてくれない?あと募金もお願い」とうまいこと誘導されて$20の募金をすることに・・・
募金がちゃんと清く使われるのかは知らないが、なんかカモにされた気分で台無しだった。。。 「変な人はいないだろう」という思い込みで歩いていたからまんまと引っかかった。。
4-4. Day4
この日は朝からKlookで予約したツアーに参加する日。
"オアフ島「東から北へ」周遊ツアー・ダイヤモンドヘッド登頂付き日本語ツアー (ハワイ / Fun Group提供)" https://www.klook.com/ja/activity/86850-oahuisland-diamondhead-honolulu-hawaii/
ダイヤモンドヘッドの頂上まで15〜20分程度ハァハァ言いながら登頂。綺麗で風も心地よくて良かった。
映画か、っていうぐらい綺麗な景色。
ダイヤモンドヘッドツアーが終わったら、島一周ライドへ。
なんか途中にマラサダで有名なレナーズのキッチンカーがあるところに寄ってくれたので購入。
その後きれいな名所を見れたり・・・
カフク砂糖工場跡地のキッチンカー"Ry's poke shack"でポケ丼買って食べたり。
ハレイワタウンにも寄り、マツモト・シェイブアイスにも行った。
他にも載せていないところが何箇所かあるけど、どれも良かった!
そうそう、ウミガメにも会えた。
4-5. Day5
この日は朝からビーチで朝食をとって、海に入ったり。
夜はワイキキビーチにあるマリオットホテルの下にあるイタリアン、"アランチーノ・ディ・マーレ"で夜ご飯。
ピッツァもパスタも美味しかった。
4-6. Day6
この日はチェックアウトして早々と空港に。
空港のレストランで食べたチーズバーガーが美味しかった
4-7. Day7
日付変更線を超えて戻ってきた。ただいま。
おわりに
ハワイの海は潮臭くなく、風も気持ちよく、湿度もそこまで高くなく。
なぜ皆がハワイが好きなのかわかった気がする。
はじめてのハワイ編、完。